活用したい写真に文字が入っていると何かと使いにくいものです。写真に書かれた文字は画像加工ソフトやアプリで消せるものもあります。

今回は写真に書かれた文字を消す方法、注意点、スタンプ削除機能を持つおすすめソフト・アプリを紹介します。写真に書かれた文字を消す際の注意点も紹介するので、参考にしてください。

目次

画像・写真の文字を消したい?

カメラの自動日付写し込み設定を切り忘れて刻まれてしまった日付や、大切な思い出の写真に写り込んでしまった不要な看板の文字、加工して文字を入れてしまった画像を復元したい場合など、「映り込みを除去する機能」を使えば AI が背景を識別して自然に除去してくれるかもしれません。

ひと昔前は、出版社やプロのカメラマンが使っていたテクニックでしたが、最近ではパソコンや写真加工ソフトの進化でより簡単になり、さらにはスマートフォンアプリでも扱えるようになりました。

Part 1. 写真・画像に書かれた文字を消す方法

写真・画像の文字を消す

はじめに、写真やデジタル画像に貼られた文字を消す手段や削除できる仕組みを紹介します。修繕方法の違いによる仕上がり具合の差なども解説するため、ぜひ、参考にしてください。
なお、画像加工ソフトやアプリは、画像の文字を上から塗りつぶす形で修正するため、文字が描かれた場所によって修正の程度が変わってきます。例えば、空や壁などに書かれた文字ならば、きれいに消せるでしょう。一方で、異なる形・色の上に書かれた文字はうまく消せない場合もあります。

無料と有料のソフト・アプリはどちらがおすすめ?

文字を消す機能を備えたソフトやアプリには、有料のものもあれば無料のものもあります。同じ製品で有料版と無料版の両方を備えているものも多く、どちらを使えばいいか迷う方も多いでしょう。

無料版と比べ、有料版のほうが使える機能が豊富です。無料のソフトやアプリは加工できる画像や写真の枚数に制限があったり、修正した画像にウォーターマークが入っていたりする製品もあって、使いにくいものもあります。
また、画質が低かったり、サイズが限定されていたりする製品もあるので、確認が必要です。文字をよりきれいに消したい、文字を消す以外の機能も欲しい場合は、有料版の利用がおすすめです。 無料版を試してみて、気に入った製品をダウンロードしてみてもいいでしょう。

Part 2. 写真に書かれた文字を消す場合の注意点

写真に書かれた文字の中には、無断転載を防ぐために記載されているものもあります。また、フリー画像で自由に使って良いと明言していない限り、写真や画像には著作権があるので、注意が必要です。著作権がある写真やイラストを勝手にダウンロードして文字を消して使用した場合、著作権侵害にあたる可能性があります。故意はもちろんのこと、知らなかった場合も罰金などが科せられる恐れもあるでしょう。
さらに、販売されている写真の文字を消して使用した場合、規定に基づいて使用料が請求される場合もあるので注意が必要です。特に、ウォーターマークがついている写真を使用する際は、出典元を確認して加工してください。

Part 3. 写真・画像の文字を消せるおすすめ画像加工ソフト3選

ここでは、写真や画像に書かれた文字を消す機能を備えた画像加工ソフトについて、以下3つを紹介します。

ウォーターマークや文字、人物まで簡単に削除-AniEraser

画像とビデオから不要なものを消す
AniEraser
🔹写真やビデオの文字・人物を消す
🔹写真やビデオからスタンプ等を消す
🔹ウォーターマーク・透かしを消す
🔹3つのプラットフォームで利用できる
(パソコン、モバイルアプリ、オンライン)
ウォーターマークを消す

AIツールを活用して写真やビデオからウォーターマークや文字、人物まで簡単に削除できるソフトです。操作方法は簡単で初心者でも楽に扱えるうえ、中級者向けの機能も揃っています。パソコンとスマートフォン、どちらでも利用できるので、パソコンを持っていない方でも使えます。

写真の文字を消す

また、動画でも同様の処理ができるので、不要なものが写っている動画を公開したいときも便利です。無料体験版もあるので、1~2回試した上で有料版を買ってもいいでしょう。

写真の文字を消せる-PhotoDirector

PhotoDirectorは高性能なAI機能を搭載し、消したい文字をなぞるだけで不要な文字や映り込みを削除できます。基本的な機能は無料なので、初めて画像加工をしたい方にもおすすめです。

PhotoDirector

また、人気のアプリなので使い方を紹介する動画やブログなどもたくさんあります。書き込んだ文字を消すだけでなく、AI 空置き換え、AI 手振れ補正、AI ノイズ除去などの機能も備えてあり、「映える」写真加工したい方にぴったりです。

写真加工ソフト-写真消しゴム

写真消しゴムは、初心者でも使いやすい写真加工ソフトです。不要な場所を塗りつぶすだけで、AIが背景と同じ色合いを合成してくれます。スマートフォン専用のアプリであるため、手軽に画像加工ソフトを試してみたい方にもおすすめです。

写真消しゴム

最初の1枚は無料、2枚目からは有料であるため注意が必要です。AppleストアやGoogleのダウンロードサイトは最低限の説明しかなく、無料ソフトと間違える方も珍しくありません。一方で、1枚だけ写真を加工したいという場合には、便利であるため利用する価値は高いでしょう。
文字以外にも、背景や不要な人物なども消せます。ただし、画面いっぱいに細かく写り込んでいるウォーターマークのようなものを消すのには向いていません。

Part 4. AniEraserを利用して写真・画像の文字を消す方法

最後に、実際にAniEraserを利用して不要な文字を消す手順を紹介します。

Step1、アプリ&オンライン&PCダウンロードに対応可能

写真・画像の文字を消す

まずは、パソコンやスマートフォンにAniEraserをダウンロードします。ダウンロードそのものに費用はかかりません。画像1枚分の無料体験がついてきます。他のソフトと比較検討している方は、まずは無料体験をやってみましょう。AniEraserは、買い切りとサブスクの2つの料金プランがあります。

Step2、画像をアップして削除したい範囲を決める

AniEraserをダウンロードしたら、加工したい画像をソフト内にアップします。そして、削除したい範囲を決めてください。写真・画像の文字を消す場合は文字を選択します。範囲は狭くても広くても問題ありません。

写真・画像の文字を消す

Step3、「オブジェクトを削除」をクリックする

削除する範囲を決めたら、「オブジェクトを削除」を実行すると文字が周囲の色と似たような色で塗りつぶされます。仕上がり具合は、文字の状態や周囲に写っているもので変わります。例えば、文字の周囲が空や同じような風景が写っているならば、きれいに消せるでしょう。反対に、文字の周囲にさまざまなものが写り込んでいると、AIがうまく色を選択できず、不自然な色合いになる場合もあります。修正は慣れてくるとコツが掴めてくるので、繰り返し利用するのがおすすめです。

動画の不要部分を消したい場合

動画に写り込んだ文字を消したい場合も、基本的な操作は画像・写真と変わりません。まずは、動画をソフト上にアップロードして、加工したい場所で一時停止を押して動画を止めます。次に「Add」ボタンを押して追加されたオブジェクトを画面上で位置調整してください。その後は、実行ボタンを押せば不要な部分が消えてくれます。
こちらも、不要な物が写っている周囲の状態で加工具合が変わります。背後に文字や不要な画像が写っており、周囲が無地一色だときれいに修正できるでしょう。

写真の文字を消したいならAniEraserがおすすめ

AniEraserは、写真や画像に押された文字を簡単に消せる、画像加工ソフトです。無料のものもありますが、有料ソフトのほうが使い勝手も良く機能も豊富です。そのため、無料ソフトに不満を感じたら、ぜひ、試して見て下さい。支払い方法が買い切りとサブスクの両方があり、使う期間などによって選べます。

写真・画像の文字を消す

まとめ:

活用したい写真に文字が入っていると何かと使いにくいものです。写真の文字は画像加工ソフトやアプリで消せるものもあります。今回は、写真の文字を消す方法や注意点を紹介します。

田中 菜月
田中 菜月 Jan 09, 24

画像高画質化
ai-portrait-generator